【ブログ】フリーランスの交渉術を学べ。
さて、今回は【実際の交渉段階で気を付けること】についてです。
心がけることは全部で三つです。
1、相手を試さない。
2、本音を隠さない。
3、相手に委ねない。
何故なら、あなたが思っている以上に、相手は手に取るように言葉や表情から滲み出るものを察知しています。
僕自身もそうですが、あー今この人を俺を試したな…とか、あー他に本音があるな…とか、今俺に判断を委ねたなと感じるからです。
何が言いたいの!?と思わせてしまうのは損です。
【なんかこの人ずるい人だな…】と思われてしまうので、気をつけましょう。
ビジネスのやり取りは、あなたが思っているよりドライだと思った方が良い。
お互いの条件が合致すれば成立。合致しなければ不成立になる。ただそれだけの話なので、結局は、誠心誠意向き合って嘘をつくことなく自分から積極的に発信するしかない。
もしも、何かしらのご依頼をいただいた時に、お金の話や物販など含む条件の話にならなかったら、それを待つのではなく自分から聞く。伝えるわけです。
濁さずはっきり言いましょう。
濁すと後で本当に大変です。認識の違いは絶対に起こるので、えぇ!?と驚くことが起こったりします。こう伝えたつもりだったとか、こう捉えていた、というのが後から出てくると、とにかくモチベーションがお互いに下がるし、なんとなくモヤモヤした変な空気になるわけです。良いことが全くありません。
だから、上記の3つのポイントをしっかり守ることが必要です。
でもここで一つ問題が。
この3つを伝えたら、せっかくいただいた話が破談になってしまうのでは!?という不安があるのではないでしょうか。
その通りです。
破談になる可能性は大いにあります。ただし、その場合はあなたをただ利用しようとしている可能性が高いので、むしろ破談になった方が良い。そこに無理して縋り付いてまでやるメリットを感じているのなら、何がなんでも!という気概で挑む。そうじゃないなら、条件が合わなかったとすっぱり諦めて次に行きましょう。
次回は、【短期的な利益と中長期的な利益の見極め】を書きます。
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