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【劇団活動記録】一曲生まれた!

劇団ゆにぃ〜く&ぴぃ〜すという、奇跡の劇団

立ち上げ当初から関わっている、というか、あかいゆかり、岡元邦治、あみちえと僕。この4人で作った劇団ゆにぃ〜く&ぴぃ〜すは、奇跡の劇団です。

何が奇跡って、初回公演から満席続き、初めて出場したよさこいの大会で賞をもらっちゃったり、欽ちゃんの仮装大賞で優勝しちゃったり…(その時のブログはコチラ

年齢も性別も国籍も、障がいとか健常とかなんだかよくわかんない。みんな凸凹でいい。丸くならなくていい、ユニークで、一人一人がパズルのピースだ!という思いでスタートしたこの劇団は、
もちろん稽古中もたくさんのドラマで溢れています。意見をぶつけ合ったり、悔しくて涙したり、元気をもらったり、悩みをぶちまけたり。立ち上げメンバーの四人とも、そのスタンスはずっと変わってません。

一人一人が抱えている“何か”に、全員で向き合う劇団なのです。

そう。そこから目を逸らすことや、見て見ぬふりをかますことはありません。それがあるからこそ“あなた”であることに気づいて欲しいし、思いきり抱きしめてあげたいから。

稽古を中断してみんなで話し合うこともあります。稽古を抜けて、場所を変えてこっそり話を聞くこともあります。その時に必要だと思ったことは、後回しにしない。それが劇団ゆにぃ〜く&ぴぃ〜すです。

 

作曲者として大事にしていること。

作曲者として僕が大切にしていることは、【思い】です。コミュニケーションの手段として発展してきた音楽だからこそ、メロディーに、リズムに、テンポに【思い】を感じられないと嫌ですし、それらを感じずに曲を書くことはできません。(なので、劇団員のみんなを待たせてしまいます…)

でも、本当に魔法みたいに、稽古中突然!瞬間的に曲が出来上がっていくのです。なので、正確に言うと曲を書いているのは僕じゃないんじゃないか?と思うこともあります。降りてきたものが、僕の体を通って外に出ているだけ。みたいな?

先週の稽古中、みんなの渾身のお芝居を耳で、目で、肌で感じていたら、時間が止まったような感覚になりました。脚本の岡元邦治が書いた歌詞を眺めていたら、スルスルとメロディーが出てきたのです。

みんなにも聞いてもらいましたが、拍手や、感嘆の声や、涙や、笑顔で感動を伝えてくれ、一発採用。出産の瞬間に立ち会ってもらうような、“曲が出来上がる瞬間”に同じ場所にいられるのは、とても嬉しいことです。だからみんな、一曲一曲を愛して、公演まで大切に育ててくれるんです。

今回の公演は、過去にやった公演の再演。ただし、演者も違えば曲も書き直している(今回メンバーのエネルギーから生まれた曲でやりたかった)ので、新作のつもりで挑んでいます。

是非たくさんの人に見にきていただきたいです。

劇団ゆにぃ〜く&ぴぃ〜す第9回公演詳細、申し込み

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